タイ　第2工場竣工式

2007年当時、タイで日本企業を動画でサポートしていた時のことです。

愛媛県からタイに来られていた企業が、第2工場の竣工式を行うということで、

テレビ愛媛さんから「日本語の通じるカメラマン」を探している、という相談を受け、

撮影させて頂きました。

タイという文化や労働意識、法律も違う国で事業を発展させるのは、

並々ならぬ苦労だったのではないか、と感じながら取材させて頂きました。

また、タイという仏教国ならではの式典に立ち会えたのも、貴重な経験となりました。

式典という場では、日本であればカメラマンも正装するのが通常ですが、
実はこの「黄色いポロシャツ」には意味があります。

当時の国王である、ラーマ9世（プーミポン・アドゥンヤデート）国王のシンボルカラーが
黄色であったため、黄色いポロシャツは正装と同じ意味となります。
胸には、タイ王室のマークも入っています。

実は、タイでは曜日にそれぞれの色が決まっています。
そのため、タイの人は自分の誕生が何「曜日」だったかも知っています。
その「曜日の色」が、自分のシンボルカラーとなっています。

下記のように曜日に色が割り当てられています。

日曜　赤
月曜　黄
火曜　ピンク
水曜　緑
木曜　オレンジ
金曜　青
土曜　紫

ラーマ9世国王（当時）は、月曜にお生まれだったため、

黄色がシンボルカラーとなっていました。